レグラル、健康リスク予測サービスでPHRと健康施策立案支援アプリを25年度に提供開始

レグラル(東京・世田谷区)は10月15日、健康リスク予測サービス「マイリスク」で、個人向けPHR(パーソナル・ヘルス・レコード)アプリ「マイリスク」と、健康施策立案サポートアプリ「マイリスクアナライザ」の提供を2025年度から開始すると発表した。

「マイリスク」は、健康診断結果や体重や血圧など日常的な測定結果から、将来の健康リスクを予測するサービス。ウエアラブル端末と連係。運動量や歩数、アクティビティなどの記録と目標管理を行い、将来の体重や健康リスクも予測する。

「マイリスクアナライザ」は、健康増進責任者向け健康施策立案支援アプリ。健保組合の加入者など自組織ユーザーの検査結果や健康リスクをほかの組織と比較することが可能。検査値や健康リスクを性別年齢別平均や人数分布をグラフで確認して、課題となる検査項目や健康リスク、年代などの健康特性を把握できる。

また、健康リスクへのインパクトを検査項目や生活習慣などの要因ごとに集計して、改善効果が高い要因の特定が可能。健康リスクが高いユーザーを抽出し、詳細なリスクレポートの確認もできる。

健診結果は保険者や企業が提供したデータを、レグラルが一括で代行入力する一方、運動量や歩数などライフログはスマホを通じて自動的に記録する。データはサーバーで集計し、健康施策責任者は「比較」「要因」「抽出」といった分析が行える。