オムロンヘルスケア、健康管理アプリのホーム画面表示をコンパクト化し一覧性向上
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オムロンヘルスケア(京都・向日市)は10月8日、スマートフォン向け健康管理アプリ「OMRON connect(オムロンコネクト)」のホーム画面をアップデートし、リニューアルすると発表した。ホーム画面に表示する測定結果の表示パネルのサイズを小型化するとともにレイアウトを変更して一覧性を向上させる。
具体的には、ホーム画面に表示する体重計、体重体組成計、活動量計のデータ表示パネルの「内臓脂肪レベル」「体年齢、基礎代謝」「BMI(体格指数)」「総消費カロリー」「脂肪燃焼量」」「距離」「早歩き歩数」を最大で約50%小型化。従来の約3分の2の大きさで表示することで、より多くの測定結果をひと目で確認ができるようにした。
また、体脂肪率と体脂肪の重さ、骨格筋率と骨格筋の重さを1つにまとめ、ユーザーが自身の体組成をイメージしやすくした。さらに、ホーム画面右上の「?」内に「パネルの指標について」という項目を追加し、血圧や骨格筋率、体年齢などのデータの算出方法や指標の説明などを確認できるようにした。
「オムロンコネクト」は、オムロンヘルスケアが2016年に提供を開始したスマートフォン向け健康管理アプリ。血圧計、体重体組成計、活動量計などの同社製の通信機能付き健康医療機器で測定したバイタルデータをスマートフォンに転送し、グラフなどで管理ができる。蓄積したバイタルデータはPDF変換や印刷機能による出力が可能。
血圧の測定結果と合わせた服薬や減塩、飲酒といった生活習慣や、心電図の記録時には、痛みや動悸(どうき)の有無など、自覚症状を記録するメモ機能も備える。記録した生活習慣や自覚症状の有無は、個人での健康管理に加え、医師の診察時に持参することで診療にも活用できる。現在、日本を含む世界38カ国と地域で利用されており、累計ダウンロード数は、700万件に上る。