NTT東、仙台市のPHR活用プロジェクトで健康管理アプリ使用した健康づくり事業に着手

NTT東日本は10月7日、宮城事業部が大和電設工業(仙台市)、ライフログテクノロジー(東京・中央区)と、仙台市で、健康管理アプリ「カロミル」を活用した健康づくり事業を行うと発表した。

事業では、健康管理アプリ「カロミル」で、ライフログデータの蓄積と可視化を行う。「カロミル」に蓄積した食事や体重などのデータをダッシュボードツール「カロミルWell-being(ウェルビーイング)」で分析する。また、AI(人工知能)を活用、食事の栄養価を自動計算、グラフ化し、利用者の食事に対する行動変容を促し、日々の食事や体重、運動などの日常的なデータから、3カ月後の体重予測や個別アドバイスをフィードバックする。

NTT東日本は、アプリに記録された歩数などの運動量に応じて、仙台銀座商店街(仙台市)で利用できる商品券や地域通貨などを進呈し、利用者の行動変容を促進する。また、宮城県栄養士会と大和電設工業が連携協力し、管理栄養士が監修した健康的な食生活やレシピ提案などの情報をアプリに定期的に配信する。

事業は、仙台市のPHR(パーソナル・ヘルス・レコード)活用プロジェクト「せんだいMy Health Log」に採択され実施する。今後は、事業で蓄積した知見を基に、仙台市民が気軽に楽しく使える健康管理基盤の提供につなげる。