オムロンヘルスケア、健康管理アプリ「OMRON connect」がグーグルの健康アプリと連携

オムロンヘルスケア(京都・向日市)は10月1日、スマートフォン向け健康管理アプリ「OMRON connect(オムロンコネクト)」に、グーグルの健康管理アプリ「ヘルスコネクト」との連携機能を追加すると発表した。

OMRON connect」の画面(左)と、血圧測定値の週次推移グラフ画面
OMRON connect」の画面(左)と、血圧測定値の週次推移グラフ画面

「オムロンコネクトは、血圧計、体重体組成計、活動量計など、オムロンの健康医療機器で測定したデータをスマートフォンに転送し、グラフなどで管理できるアプリ。転送したデータはPDFに変換や印刷が可能。

自覚症状などを記録するメモ機能も備えており、個人での健康管理に加え、参考情報として医師による診察時にも役立てられる。アプリは2016年から提供を開始。現在、日本を含む世界38カ国と地域で利用されており、累計ダウンロード数は700万件に上る。

「オムロンコネクト」は、これまでグーグルの健康管理アプリ「Google Fit(グーグルフィット)」に体重データをアプリ内で連携していた。今回の「ヘルスコネクト」との連携で、オムロンコネクトの「血圧値」「心拍数」「体重」「体脂肪率」「基礎代謝量」のデータを「ヘルスコネクト」でも管理できるようになる。

オムロンヘルスケアでは、「オムロンコネクト」だけではなく、そのほかのアプリなどで記録した生活習慣データを、「ヘルスコネクト」で一元管理することによって、自身の健康状態を詳しく把握することが可能になり、ダイエットやライフスタイルの改善などに活用できるとしている。