Arteryex、経産省事業でPHR活用した快適睡眠支援のユースケース創出実証

医療情報プラットホームサービスのArteryex(アーテリックス、東京・台東区)は9月17日、経済産業省の実証事業で、グリーンハウス(東京・新宿区)、Y4.com(ワイフォードットコム、東京・千代田区)と、「~New・Wellness Sleep Program~ アプリとホテルステイで栄養士による眠活サポート!」を題するユースケース創出実証を行うと発表した。

「~New・Wellness Sleep Program~ アプリとホテルステイで栄養士による眠活サポート!」は、睡眠、食事、運動などのPHR(パーソナル・ヘルス・レコード)のデータを複合的に活用し、深く眠るための診断や学び、実践を行う体験型サービス。

グリーンハウスの子会社、asken(東京・新宿区)のAI(人工知能)食事管理アプリ「あすけん」、アーテリックスの医療情報管理アプリ「パシャっとカルテ」、Y4.comの情報通信機器とAIを活用したPHRプラットホームをデータ連係することで、日々の食事データと健康診断結果、ユーザーの属性データから導きだした睡眠アドバイスをアプリ内で提供する。

ユースケース実証は、経産省の「令和5年度補正PHR社会実装加速化事業(情報連携基盤を介したPHRユースケースの創出に向けた課題・論点整理等調査実証事業)」で実施する。今後は、グリーンハウスのホテル「ホテルグランバッハ」から詳細な睡眠データを測定し、専任カウンセラーが個別アドバイスを行うことを予定している。