キヤノンMJ、女性向け頭痛セルフケアサポートアプリβ版の提供開始

キヤノンマーケティングジャパン（キヤノンMJ）は2月21日、20代から40代の女性で慢性的に頭痛に悩む人を対象にした頭痛セルフケアのスマホアプリ「ヘッテッテ」のβ版の提供を開始したと発表した。利用料は無料。

「ヘッテッテ」は、「頭痛じゃない日を変えていく」をコンセプトに、頭痛の記録と一緒に、頭痛誘因タイプに合ったセルフケアの実施状況や気分の変化を記録することで、継続的な頭痛セルフケアの習慣化を支援するアプリ。

アンケートに回答することで、自身の頭痛誘因タイプを判定が可能。頭痛の誘因は、肩や首のこり、光や音の過敏など8つのタイプに整理しており、ユーザーは自身の頭痛誘因タイプを選び、適切な対策を行える。

対策のケアプログラムでは、首肩ヨガプログラムやメンタルサポートプログラム、誘因タイプ向けのハーブティーレシピを紹介するハーブプログラムなどを選択できる。

行動を記録し、追跡するツール「ハビットトラッカー」も搭載。頭痛がある日だけでなく「頭痛がない日」も記録していくことで、ユーザーが頭痛に対し、日常的に向き合うことができるようにした。頭痛の有無だけでなく、自身が設定したケアプログラムの実施状況や今日の気持ちをハビットトラッカーに記録し、色塗りの表現を楽しんでもらうことで、毎日の頭痛セルフケアの習慣化を支援する。

アプリは、延べ550名の頭痛持ちのキヤノンMJグループ社員が、試作版を使用し、日々の頭痛状況とセルフケア実施状況の記録やアンケートなどの検証に協力し開発。検証の結果、「頭痛がない日」を意識的に記録している人ほどセルフケアも継続できている傾向にあったことから「頭痛がない日」にも目を向けて、セルフケアの習慣化をサポートすることをアプリのコンセプトにした。

今後は、ユーザーからのフィードバックに基づき機能をアップデートし、慢性的に頭痛に悩む人向けに正式サービスの提供を進めていく計画。