LIFESCAPES、リハビリ医療機器が累計受注数20台を突破
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LIFESCAPES 医療用BMI(手指タイプ)
LIFESCAPES(ライフスケイプス、東京・港区)は7月31日、脳卒中などで手指の運動機能が低下した人を対象に使用するリハビリテーション医療機器「LIFESCAPES 医療用BMI(手指タイプ)」が6月の販売から7月末までで累計受注数が20台に到達したと発表した。
「LIFESCAPES 医療用BMI(手指タイプ)」は麻痺(まひ)患者が手指の機能訓練を繰り返し行う時に、BMI(ブレイン・マシン・インターフェース)技術を応用して頭皮上から生体信号を検出。意図した生体信号が検出されたタイミングで麻痺部に装着したロボットを駆動させ、麻痺の回復をうながす。回復後は機器を体から外した状態でも、患者の意志で麻痺した手を再び動かせるようになることを目指している。
「LIFESCAPES 医療用BMI(手指タイプ)」は、2024年3月に医療機器認証を取得し、6月1日から運動量増加機器加算の保険適用を開始。販売開始から2カ月で北海道から鹿児島まで全国各地で導入が進んでおり、手の麻痺が残っている患者にとって、新たな治療の選択肢として期待が寄せられているという。
LIFESCAPESは、慶應義塾大学発の研究成果活用企業。BMI技術を活用した医療機器を開発する。