ExaMD、シミックHDと提携、AI活用の健康・医療サービス開発

エクサウィザーズ(東京・港区)の子会社で、健康・医療分野のAI(人工知能)サービスを提供するExaMD(東京・港区)はこのほど、シミックホールディングス(HD、東京・港区)と、業務提携し、AIを活用した健康・医療サービス開発すると発表した。

2社は、提携を通じて、SaMD(ソフトウエア医療機器)とNon-SaMD(ソフトウエア非医療機器)の臨床研究や臨床試験を推進する。

ExaMDでは、取り組みの第一弾として、会話音声AIを活用した認知症診断支援のプログラム医療機器(SaMD)や、認知機能の測定ソフトウエア(Non-SaMD)など、認知症を切り口として健康・医療の双方の市場に向けたAIサービスの開発を進める。

今後は、SaMD開発を視野に入れた、製造販売業の業許可取得や臨床試験の実施機能、通信・流通機能の構築などに取り組む。

ExaMDでは、得意とする生活行動に関連する、スマートフォンなどのデジタル機器から得られるデータを用いた「AIバイオマーカー」を活用した健康状態や健康リスクを検知・予測するAIサービスの開発・販売について、さまざまなパートナーシップの構築も進める。