ヘルスケアテクノロジーズ、住友生命健保組合が医療費削減でヘルスケアアプリ導入
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オンラインヘルスケアサービスのヘルスケアテクノロジーズ(東京・港区)は12月6日、住友生命健康保険組合が、ヘルスケアアプリ「HELPO(ヘルポ)」を一部対象者に導入したと発表した。
「HELPO」は、医師や看護師、薬剤師などの医療専門チームに、身体の不安や不調をいつでも相談できるオンラインヘルスケアサービス。医師の診療が必要な場合は、そのままオンライン診療の受診もできる。
大企業の健康保険組合では、保険給付費や高齢者医療制度への拠出金が増加し、約9割の組合が2024年度の収支が赤字になる見通しという。
住友生命健康保険組合でも医療費削減が喫緊の課題となっており、ジュネリック医薬品の利用促進、セルフメディケーション、保健事業への積極的な参加などの取り組みを実施。
そのなかで、「HELPO」の医療専門チームに体調不良時の受診前相談ができる点や平日の夜間、土日も予約不要でオンライン診療が可能な点、自身の健康データを可視化する機能「マイカルテ」など、日常から健康維持と増進を支援するサービスや機能を評価。まずは一部対象者への導入を決めた。