マイライフ、京セラと薬局店頭でエクオール産生量の即時検査サービスを有償実験

エクオール検査サービスのイメージ

保険薬局運営などのマイライフ(広島・呉市)は9月30日、京セラと、大豆イソフラボンの活性代謝産物「エクオール」の体内産生量を測定装置「生体マーカー即時検査装置」を使った、健康促進サービスの有償実証実験を、運営する広島県内の「オール薬局」の5店舗で10月1日から開始すると発表した。

「エクオール」は、豆腐や納豆、みそなどの大豆食品を摂取後、食品の大豆イソフラボンが腸内細菌で産生される。更年期症状の緩和や骨、心血管、肌の健康を助けたり、ホルモンバランスの調整したりするなど、健康維持に重要な役割を果たすとされる。

生体マーカー即時検査装置
生体マーカー即時検査装置

実証実験では、「エクオール」の体内産生量を薬局の来店時に測定し、管理栄養士が監修した食生活の改善提案などをその場で検査結果に基づきアドバイスする。測定には京セラの「生体マーカー即時検査装置」を使用する。サービスは「Simple」「Basic」「Special」の三つのコースを用意した。

「Simple」は、初回利用者などを対象に、エクオール測定と、測定結果表の提出と結果に基づくアドバイス、管理栄養士監修の大豆の豆知識を提供する。「Basic」は、充実したアドバイスを受けたい人を対象に、「Simple」コースの内容に加え、管理栄養士が監修した1週間分のエクオール活性献立とレシピがもらえる。「Special」は、行動変容に寄り添ってほしい人に向け、「Simple」コースの内容に、管理栄養士などからの毎月のアドバイス、管理栄養士がパーソナライズしたアドバイスやレシピの提案、栄養相談を受けられる。

料金は、「Simple」が、3カ月で税込5500円、6カ月は8250円、「Basic」は、3カ月で7700円、6カ月は1万1000円、「Special」は、3カ月が9350円、6カ月は1万3200円。オール薬局の青崎店、山本店、八丁堀店、中通店、ゆめモール西条店で実施する。

マイライフでは今後、店舗内イベントや地域などの店舗外でイベントを開催し、サービスの認知向上を図る。また、京セラと企業や、学校、自治体の健康イベントなどでエクオール検査を行っていく考え。