リキッド・デザイン・システムズ、東洋医学と血圧測定で体調を可視化する健康アプリ
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ヘルスケア関連アプリを開発するリキッド・デザイン・システムズ(横浜市)は9月25日、血圧測定と東洋医学、AI(人工知能)技術を使った健康管理アプリ「五行ドクター」の提供を開始したと発表した。
「五行ドクター」は、血圧測定のデータから「健康得点」「美肌得点」「ストレス度」「血圧傾向」を知らせるアプリ。「記録機能」を搭載する。東洋医学の五行説に基づいた独自アルゴリズムを実装しており、血圧測定データを基に五臓六腑(ろっぷ)の状態を色と形(レーダーチャート)で可視化する。血圧測定データから健康状態や肌の状態を数値化するほか、血行動態値の推測から測定時点のストレス度を客観的に算出する。
基本機能は無料で利用可能。有料プラン(月額190円)では、AIを使って五行説に基づいた12種類の健康アドバイスが受けられ、血圧傾向、肌の変化、体調、ストレス推移などの記録ができる。
リキッド・デザイン・システムズは、神奈川県が実施した2023年度の「神奈川県内産業DXプロジェクト支援事業」で、アプリの実証実験を実施。実験に参加した温泉施設や企業では、血圧計の利用者が若年層を中心に増加し、社員の健康意識も向上したという。同社では、実験の結果を踏まえ、血圧計を設置する温泉施設、スポーツジム、公共施設や企業での利用を拡大するとしている。