母子モ、群馬・片品村が母子手帳アプリを「かたぴよ」の名称で提供開始
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「母子手帳アプリ かたぴよ」の画面イメージ
母子手帳アプリの母子モ(東京・新宿区)は9月6日、群馬県の片品村が、母子手帳アプリ「母子モ」を導入し、「母子手帳アプリ かたぴよ」として提供を開始すると発表した。
「母子モ」は、デジタル母子健康手帳アプリ。予防接種のスケジュールや健診結果の管理、地域の情報配信などを利用できる。スマートフォン、タブレット端末、PCに対応する。
片品村では「母子モ」を「母子手帳アプリ かたぴよ」の名称で住人向けに無料で提供する。アプリは、妊産婦と子どもの健康データの記録や管理、予防接種のスケジュール管理、出産や育児のアドバイス提供、離れた地域に住む家族との共有、村が配信する地域情報の配信といった機能を備える。データはクラウド上に保存するため、災害などによる母子健康手帳紛失時のバックアップになるほか、他市区町村への転居時や機種変更時の継続利用にも対応する。
片品村では導入の理由について「村民と一緒に村の将来像をまとめていくプロジェクトで、子育て分野に関心を持つ委員が多く、子ども達が健やかに成長し将来に希望を持てる村づくりが重要との声が多く聞かれた。そこで、地域全体で子育てを支える仕組みづくりの一環で『母子手帳アプリ かたぴよ』の運用を始めることにした」(梅澤志洋村長)と説明している。