AW Stage、産婦人科専門医などと連携した企業向け女性の健康支援サービス開始

健康経営支援のAW Stage(エーダブリュステージ、東京・港区)は8月22日、さやかウィメンズヘルスクリニック広尾(東京・港区)と連携し、企業向けに女性の健康支援サービス「ForALL(フォーオール)」の提供を開始すると発表した。

サービスでは、国内外で学会賞を受賞した産婦人科専門医や医学博士のセミナー、企業のニーズに合わせ、研修やセミナー、動画、eラーニングなどのオーダーメードプログラム、「月経関連症状」「更年期症状」、「妊娠・出産」「不妊・妊活」「がんと仕事」「女性のキャリアと健康」などの幅広いコンテンツ提供などを行う。

経済産業省では女性特有の健康課題による社会全体の経済損失は年間で約3.4兆円と発表しており、PMS(月経前症候群)や月経困難症などの月経関連症状、妊娠や出産、更年期症状、婦人科がんなどの女性特有の健康課題が、欠勤やパフォーマンスの低下、就業継続などに影響を与え、キャリアを築いていく上での大きな弊害となるとしている。

一方で、日本医療政策機構の調査によると、ヘルスリテラシー(健康維持促進で必要な情報にアクセスし理解し活用していくための能力)が高い女性ほど、仕事のパフォーマンスが高く、PMSなどによるパフォーマンスの低下率が低いことが明らかになっている。

エーダブリュステージではこうした背景から、サービスを通じて働く女性のヘルスリテラシーを向上すると共に、企業の女性従業員の健康支援をサポートするとしている。