シード・プランニング、「医療・ヘルスケア領域の現場を支えるDxソリューションの現在地点」をテーマにセミナー開催
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シード・プランニングは6月26日、「医療・ヘルスケア領域の現場を支えるDxソリューションの現在地点」をテーマに、第3回ヘルスケアDxフォーラムを開催した。フォーラムは次世代ヘルスケア(医療などを包含する広義のヘルスケア)の取り組みにフォーカスを当て、毎回各分野のスペシャリストを講師として迎え、シード・プランニング本社(東京・文京区)で2カ月に一度開催されている。(オンライン同時開催)

第3回は、座長にシード・プランニング特別顧問の菱山豊・順天堂大学 革新的医療技術開発研究センター特任教授を迎え、5名が講師として登壇した。

初めに、ALYのCOOである丸山由莉氏 が「電子カルテにつながった医事文書生成AI」をテーマに、自社製品である医療機関向け電子カルテ連動AIアシスタントの紹介を交えながら現在の医療現場の課題とニーズの支援について講演を行った。

続いて、PharmaX CTOの上野彰大氏が「患者と医療従事者を繋ぐ薬局業務支援型AIアウトソース」と題して、現在のLLMとAIエージェントの技術に関する話を交えながら、薬局が抱えている課題とニーズをAIでどのように支援していくかをテーマに講演を行った。

3つ目の講演では、トラスクエタ エバンジェリストの三橋香帆氏が「誇大広告や法令違反リスクの回避方法とAIツールの活用術」をテーマに、実際の違反事例の紹介、景品表示法と薬機法の説明、自社製品である広告表現チェックツールの紹介を交えながらAIを活用した法令違反の回避方法について講演を行った。

4つ目の講演では、「医療・ヘルスケア企業におけるAIの利活用と法規制」をテーマに、法律事務所ZeLoの弁護士である早乙女明弘氏が、医療・ヘルスケア分野におけるAIの概況、AIに関する法令・ガイドラインの動向、AIサービスを導入する側と提供する側の法的留意点について講演を行った。

最後に、「ヘルスケアDx市場の将来性分析」をテーマに、シード・プランニング シニアリサーチディレクターの岩間心平が、医療・ヘルスケアAI市場の規模・将来性について講演を行った。

シード・プランニング本社の会場では、講演者同士の切り込んだ質問も飛び交うなど、活発な意見交流が行われた。次回のフォーラムは8月21日(木)に開催を予定する。
■フォーラム年間会員
フォーラムでは、年間会員を募集している
年間会員詳細URL:
https://www.seedplanning.co.jp/healthcare-dx/about/
会員申し込みURL(2025年度):
https://service.seedplanning.co.jp/event_manager/forms/index/160