キヤノンIM、福岡でJAMI主催の「第44回医療情報学連合大会」に出展

キヤノンITSメディカル(キヤノンIM、東京・品川区)は11月21日~11月24日、日本医療情報学会(JAMI)が、福岡国際会議場(福岡市)で主催する「第44回医療情報学連合大会」に、電子カルテなどの医療情報システムや医療クラウドサービスを出展すると発表した。

キヤノンIMでは出展を通じ、大・中病院向けに医療情報システムの最適な構築を提案するほか、小病院や診療所向けにレセプトコンピューターや電子カルテなどのパッケージ製品の導入からサポートまで、顧客ごとに適切なソリューションを提案する。さらに、医療DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進する高度なセキュリティーに対応した独自開発の医療クラウドなども紹介する。

具体的には、大・中病院向け電子カルテとして、多種多様な部門システムと連携した情報の集約や活用機能を備え、応答が早く医療従事者にストレスを与えない電子カルテ「Clinical Information System+(クリニカルインフォメーションシステムプラス)」や、ユーザーフレンドリーな設計と医療過誤を防止する電子カルテ「HAPPY ACTIS(ハッピーアクティス)」、院外でのコミュニケーションを安全なクラウド基盤で提供する「Medical Image Place Mobile Chat(メディカルイメージプレイスモバイルチャット)」を展示する。

また、小病院や診療所向け電子カルテで、富士通の「HOPE LifeMark-TX(ホープライフマーク-ティーエックス」を紹介。補助金や助成金の活用などを支援する補助金ヘルプデスクも設ける。

JAMIは、医療情報に関心を持つ研究者と実務担当者の学術交流の場として設立された一般社団法人。医療情報学連合大会のほか、日本医療情報学会シンポジウムを開催。医師を始め、看護師、薬剤師、臨床検査技師、診療放射線技師、事務担当者、病歴担当者、コンピューター技術者など多様な職種が会員で登録する。