ソラミチ、日本薬剤師会学術大会にAI薬歴作成支援サービスなどのブース出展
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調剤薬局内システムの開発や販売などを行うソラミチシステムは9月12日、埼玉県で開催される「第57回 日本薬剤師会学術大会」(9月22日~23日)のさいたまスーパーアリーナ会場にクラウド電子薬歴「CARADA(カラダ) 電子薬歴 Solamichi(ソラミチ)」のブースを出展すると発表した。
ブースでは、10月から「CARADA 電子薬歴 Solamichi」に搭載される新機能のAI薬歴作成支援サービス「corte(コルテ)」の操作が体験できる。電子薬歴の導入や、薬局のDX(デジタルトランスフォーメーション)の相談にも対応する。
「corte」は、薬剤師が患者に行った服薬指導の会話をAI(人工知能)が自動で要約しテキストで表示する薬歴入力支援ツール。「Subject(主観的情報)」「Object(客観的情報)」「Assessment(評価)」「Plan(計画)」の順に体系立てて診療の情報を記載するSOAP(ソープ)形式で薬剤服用歴を自動作成する。ムダな会話内容を自動で省いた要約が可能で、方言や訛りにも対応。熱や血圧の数値、疾患名、薬剤名も正確に書き起こすことができる。
「CARADA 電子薬歴 Solamichi」は、患者の症状や薬剤の処方内容、指導履歴などを記録できるクラウド型の電子薬歴システム。処方に際して飲み合わせの危険性が高い薬剤のチェック機能や、患者への服薬指導内容のナビゲーション機能などを搭載する。かかりつけ化の促進に役立つ「服薬フォロー」機能、トレーシングレポートの作成サポート機能も備える。