アールビーズ、スマホアプリ「スポーツタウンWALKER」で泉佐野市の健康マイレージ事業に貢献

スポーツタウン事業などを行うアールビーズ(東京・渋谷区)は8月23日、大阪・泉佐野市の健康マイレージ事業「さのぽっ歩(さのぽっぽ)」が採用するスマホアプリ「スポーツタウンWALKER」の泉佐野市での利用者数や満足度を公表した。

「スポーツタウンWALKER」では、毎日の歩数や距離が自動的に計測されるほか、体重を入力することでBMI管理が可能。また、市内・府内・全国での歩数ランキングの表示や、泉佐野市のご当地キャラクター「イヌナキン」が歩数に応じて成長していく機能も搭載しており、市民が楽しくウォーキングを続けられる工夫がされている。

最大の特長は、①歩く、②健(検)診を受診する、③健康イベントに参加する、といった健康づくり活動により貯まる「さの健康ポイント」を地域通貨「さのぽ」に交換できること。8月1日からは、泉佐野市以外の医療機関で健(検)診を受診した場合でも、ポイント付与申請ができるようになっている。

1さの健康ポイント→1さのぽ(=1円)として、アプリから簡単に交換可能。地域通貨「さのぽ」を市内で使うことにより、地域経済の活性化につながるとともに、ポイントが地域内に循環するシステムを確立した。

「さの健康ポイント」が、地域通貨「さのぽ」と交換可能になり、利便性が向上した結果、利用者数は導入開始から3ヵ月の4月中旬に2,400人を突破。また、導入から半年後には市民の3%が登録し、8月7日時点で3,588人が登録。利用者数は主要な政令指定都市と遜色がない結果となった。

市区町村別アプリ利用者数トップ10

また、5月に実施した市民アンケートでは、回答者の412名全員(回答率15%)が令和6年度も「さのぽっ歩」を続けたいと回答した。

市民アンケートの調査対象は「さのぽっ歩」利用者、期間は2024年5月9日~5月16日、Web上のアンケートフォームにより回答を収集、有効回答数は412だった。