カケハシ、薬局向け業務支援システムなどのズーを買収
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調剤薬局向け業務システムを手掛けるカケハシ(東京・港区)は12月23日、薬局向け業務支援システムなどのズー(長野・上田市)の発行済み全株式を取得する株式譲渡契約を締結し、買収したと発表した。
ズーは、1986年に創業。薬局業界特有の課題や顧客ニーズに対して豊富な知見と技術力を基盤に、多様な製品を提供する。薬局向けシステムでは、レセコン・電子薬歴一体型業務支援システム「KUSUDAMA(くすだま)」を中心としたラインアップを展開している。
カケハシはズーをグループに取り込むことで、両社の強みや顧客基盤、製品ラインアップを相互に活用し、充実したサービス提供体制の構築につなげる。ズーは、買収後も社名と事業体制は維持し、提供する製品などは、従来と同じ環境で利用できるようにする。