カルディオインテリジェンス、AIで長時間心電図解析を自動化 検査業務負担を軽減
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山根友紀子・カルディオインテリジェンス エビデンス&クリエイティブ室 広報・臨床研究担当
心電図検査は、医療現場で日常的に行われる重要な検査である一方、特に長時間データ解析には、膨大な時間と労力を要するという課題があった。この課題に対し、AI(人工知能)による自動解析で医師や検査技師の業務効率化を支援するのが、カルディオインテリジェンスだ。
同社が取り組む心電図AI開発の背景、主力製品の長時間心電図解析ソフトウエア「SmartRobin(スマートロビン)AIシリーズ」、発作性心房細動兆候検出ソフトウエア「SmartPAFin(スマートパフィン)シリーズ」の特徴、今後の展望について、山根友紀子・エビデンス&クリエイティブ室広報・臨床研究担当、R&D室の波多野薫氏に聞いた。(医療テックニュース編集部 編集長 米谷知子)
医師の課題意識から生まれた「心電図AI」
山根:当社は、2019年に設立しました。長時間心電図の解析をAIで自動化することで、医師や検査技師の負担を軽減し、診断支援の効率化を目指しています。 …