レイヤード、クリニック向け無人受付システムでマイナカードリーダー連携機能を提供

「無人受付ソリューション」とマイナンバーカードリーダー連携機能のイメージ

医療クラウドサービス事業などのレイヤード(福岡市)は11月25日、クリニック向け無人受付システム「無人受付ソリューション」で、オンライン資格確認に対応したマイナンバーカードリーダーとの連携機能の提供を開始したと発表した。

連携機能では、マイナ保険証が持つ患者情報を、院内のカードリーダー(顔認証端末)で無人受付端末に反映する。患者がカードリーダーで認証すると、マイナンバーカード(マイナ保険証)に登録された情報を無人受付端末に自動で反映し、生年月日や電話番号などの入力を行うことなく受付が完了する。

患者は無人受付端末で生年月日や電話番号などの入力が不要になり、マイナカードの読み取りとボタン操作のみで受付できるため、手続きの操作時間を短縮できる。また、無人受付端末に不慣れな患者でも容易に利用できるという。一方、クリニックは、受付業務の省人化やマイナ保険証の利用率向上が見込めるとしている。