メドレー、クラウド歯科業務支援で新プラン「かかりつけアプリ」「エンタープライズ」提供
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メドレー(東京・港区)は11月5日、クラウド歯科業務支援システム「DENTIS(デンティス)」で、新プラン2種類の提供を開始したと発表した。
「DENTIS」は、歯科向けクラウド業務支援システム。ウェブ予約・問診・リコールといった予約関連業務のサポート機能、電子カルテ・レセコンの基幹システム、オンライン診療やサブカルテなどの拡張機能を備える。
新プランは、歯科医院のDX(デジタルトランスフォーメーション)の導入を推進するメニュー「かかりつけアプリプラン」と、グループ法人の経営の支援するメニュー「エンタープライズプラン」を提供する。
「かかりつけアプリプラン」は、ウェブ予約・問診などの受付業務やリコール対策をクラウドで手軽に始められるスタートプラン。初期費用は無料、月額費用は4980円利用できる。
一方、「エンタープライズプラン」は、「DENTIS」を導入する複数医院での予約・診察・レセプトの一元管理や、医院間での情報連携・ファイルのアクセスなどができるグループ法人向けプラン。初期費用は5万円、月額費用は5000円になる。
メドレーによると、歯科医院は、人手不足や運営コストの高騰などを背景に、経営効率向上のため、複数医院でのグループ化で経営資源の一元化を進める動きなどが見られるという。
同社は、こうした環境の変化に合わせ、既存の「トータル支援プラン」に加えて、まずは予約・リコールなどから歯科医院でのDXに取り組みたい安価な「かかりつけアプリプラン」と、今後、増加が予想されるグループ法人化での経営効率化ニーズに対応する「エンタープライズプラン」の提供を開始した。
今後は、複数医院で横断的に経営指標の解析が可能な経営分析機能を開発し、グループ法人向けプランでの提供も計画する。