アイリス、AI搭載インフルエンザ検査機器「nodoca」にウェブ問診連携機能を追加
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AI(人工知能)医療機器のアイリス(東京・中央区)は10月21日、AI搭載インフルエンザ検査機器「nodoca(ノドカ)」の新機能で、ウェブ問診連携機能の提供を開始すると発表した。
「nodoca」は、咽頭(のど)の画像と問診情報などをAIが解析し、疾患に特徴的な所見を検出することで診断を支援する医療機器。インフルエンザと新型コロナウイルス感染症の検査機器として薬事承認を取得している。
今回、追加するウェブ問診連携機能は、ウェブ問診システムを通して入力された患者の基本情報や問診情報をnodocaのクラウドサービスに入力することなく取り込める。入力は数クリックの操作で済むため、医療機関は入力作業の負担を最小限に抑えられる。
第一弾で、レイヤード(福岡市)のウェブ問診システム「Symview(シムビュー)」、HERO innovation(ヒーローイノベーション、福岡市)のウェブ問診システム「メルプWEB問診」との連携を10月末から開始。今後も各社のウェブ問診システムとの連携を進める。