ウィーメックス、70倍ズームカメラとバッテリー搭載のカート型リアルタイム遠隔医療システム発売
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カート型リアルタイム遠隔医療システム「Teladoc HEALTH TV Pro 300 Cart」
ウィーメックス(東京・渋谷区)は10月9日、カート型のリアルタイム遠隔医療システム「Teladoc HEALTH(テラドック・ヘルス)TV Pro 300 Cart(TV Pro 300 Cart)」を発売したと発表した。2024年6月に発売の「Teladoc HEALTH TV Pro 300」のカート型機種のスタンダードモデルで、高性能カメラとバッテリーを搭載しており、入院患者の回診時や救急外来、電源の確保が難しい環境などで安定した運用ができる。
「TV Pro 300 Cart」は、バッテリー搭載のカート型設計を採用。移動と設置が簡単に行える、電源の確保が難しい場所でも運用ができる。

最大70倍相当のズーム機能のカメラを搭載。カメラは、340度の水平回転、110度の垂直回転が可能。ナイトビジョン(暗視)機能で夜間の遠隔支援にも対応できる。システムは、遠隔医療ソリューションなどを手掛ける米テラドック・ヘルスが開発・製造した。米国で販売が開始されており、日本での発売は今回が初という。
ウィーメックスでは、救急・集中治療の現場での夜間オンコール支援や周産期・新生児医療で専門医の遠隔支援やモニタリング、手術室の遠隔支援と術中コンサルテーションといった用途での利用を見込んでいる。