Holoeyes、超音波内視鏡ガイド下胆のうドレナージ手技を学習できるXRコンテンツ制作

ホロアイズが制作したEUS-GBD手技のコンテンツ

医療ソフト開発のHoloeyes(ホロアイズ、東京・港区)は9月30日、医療機器の米ボストン・サイエンティフィックの医療機器「Hot AXIOSシステム」の超音波内視鏡ガイド下胆のうドレナージ(EUS-GBD)の適応拡大に対応した手技の理解と教育のXR(クロスリアリティー)コンテンツを制作したと発表した。

XRコンテンツは、ボストンのシステム適応拡大を受け、医療担当者が治療を開始する上で必要となる医療機器の構造理解や手技習得を支援することを目的に制作。ホロアイズが、手術リスクが高い急性胆嚢炎患者に対し、経胃または経十二指腸的に実施されるEUS-GBD手技を、立体的に術者視点で重要構造を直感的に学習可能な教材として設計・開発した。

具体的には、胃壁、腸管壁、胆のう、デバイス展開後の空間構造の3D可視化やXR空間内での視点移動によって、空間的関係性を直感的な理解することが可能。紙資料や2D動画では把握しづらい操作イメージを、没入的に学習できるようにした。

では今回の取り組みを、医療機器メーカーが専門的な製品情報を医師や医療従事者にわかりやすく伝えるための手段でXR技術活用の一環としている。