湘南鎌倉総合病院、院内200台超のiPadを安全・効率運用でMDM「mobiconnect」導入

湘南鎌倉総合病院デジタルコミュニケーション室の天川麻美子氏(左)と具伊和之氏

インヴェンティット(東京・新宿区)は9月26日、湘南鎌倉総合病院(神奈川・鎌倉市)が、法人・教育機関向けモバイルデバイス管理サービス(MDM)「mobiconnect(モビコネクト)」を導入したと発表した。

「mobiconnect」は、スマホやタブレット、PCなど業務で利用するモバイル機器を遠隔からアプリ配信や設定変更ができるモバイルデバイス管理サービス。機器の紛失時には位置情報取得やロック、データ消去も行える。

湘南鎌倉総合病院は、地域の医療を支える中核病院。2020年のコロナ禍にICT(情報通信技術)の活用を検討し、ICT利活用を専門に担う「デジタルコミュニケーション室」を新設。加えて、病室にiPadを設置し、ナースコールの代替としてリモートで患者の確認を可能にした。

一方で、院内でタブレット活用が広がり、設定やサポート面など、より現場にフィットしたMDMを活用すべく見直しを行うことになった。新たなMDMの検討をするなかで、困った際に電話や画面共有で伴走する手厚いサポート体制を評価。インヴェンティット「mobiconnect」の導入を決めた。

また、管理画面が直感的でわかりやすく、複雑な作業を必要としないこともポイントになった。「mobiconnect」で、200台を超える院内のiPadを一括で効率的に管理できる環境が整ったという。

同院では今後もICT活用の整備を進める。また、生成AI(人工知能)を活用した業務効率化も視野に入れている。