アイテック阪急阪神、健診システムが、エムネスのクラウド医療情報管理共有システムと連携

阪神電気鉄道(大阪市)は7月10日、グループ会社のアイテック阪急阪神(大阪市)のクラウド型健診システム「Smart TOHMAS(スマートトーマス)」が、医療支援クラウドサービスのエムネス(広島市)のクラウド型医療情報管理共有システム「LOOKREC(ルックレック)」との連携を7月10日から開始したと発表した。

「Smart TOHMAS」は、ウェブ予約、問診、結果参照機能を備えたクラウド型健診システム。一方、「LOOKREC」は、クラウドを使った医療情報管理共有システムで、CT(コンピューター断層撮影装置)やMRI(磁気共鳴画像装置)などの検査装置から撮影した医用画像をクラウド上にアップロードすることで、医療機関や医療従事者がリアルタイムに画像を管理と共有できる。

今回の連携で、「LOOKREC」にアップロードされた胃部エックス線、胸部エックス線などの所見データを「Smart TOHMAS」でシームレスに連携が可能となり、医用画像の所見データ入力の手間削減や、健診結果の取りまとめの迅速化など、医療従事者の業務効率化と医療の質向上につながるとしている。