コントレア、パラマウントベッドグループと病院の個室利用の向上支援で協業
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医患連携システム開発のContrea(コントレア、東京・新宿区)は7月2日、パラマウントベッドグループのパラテクノ(東京・文京区)と、病院の個室利用向上で院内の業務効率化と医療従事者の負担軽減する協業を開始したと発表した。
2社は協業を通じて、医療機関の収益源である入院患者が個室を利用する場合の差額室料の確保に取り組む。

具体的には、パラテクノがベッドなどの病室や病棟備品の提供・保守管理・運用を行う病院向けパッケージレンタルで個室の療養環境の提供と、コントレアが患者説明動画サービス「MediOS(メディオス)」を使って動画で個室の紹介を行う。
個室利用による差額室料は、これまで患者への詳細な説明や利用同意の取得に多くの時間と労力がかかり、業務効率化を妨げる要因となっていた。2社によると今回の取り組みで、医療従事者が業務負担を軽減しながら個室の案内が可能となり、患者はわかりやすい説明動画で安心して個室を選択できるようになるという。
コントレアでは協業によって、個室利用率の向上による医療機関の収益最大化すると共に、患者と医療機関にとって、よりよい医療環境の実現を目指すとしている。