母子モ、母子手帳アプリで電子お薬手帳サービス提供

母子モお薬手帳

母子手帳アプリの母子モ(東京・新宿区)は5月20日、母子手帳アプリ「母子モ」で、エムティーアイの電子お薬手帳サービス「母子モお薬手帳 Powered by CARADA」の提供を5月13日から開始したと発表した。

「母子モお薬手帳」は、「母子モ」に登録する保護者と子どもの処方薬を、薬局が発行する診療明細書のQRコードの読み取りや写真撮影をすることで、記録と管理できる電子お薬手帳サービス。QRコードで登録した薬の効能や用法などの詳細を確認することや、処方箋単位で副作用などを自身で記録することも可能。

また、一部の自治体や地域では、事前に「母子モお薬手帳」から薬局へ処方せんを送信することで、薬局での待ち時間を短縮できる「調剤予約機能」や、お気に入り登録した薬局からの処方薬が自動的にアプリに記録される「お薬自動登録」などの機能を先行導入する。

「母子モ」を利用する保護者は、アプリのホーム画面から「お薬手帳」を選択することで利用できる。母子手帳とお薬手帳の情報を1つのアプリに集約することで、複数アプリの利用に伴う操作負担や記録の煩雑さを解消し、保護者の利便性を高めた。また、医師、薬剤師、保健師など複数の専門職が対応する場合に、継続性のある一貫した支援にもつながるという。