ベルシステム24、WCCと健診施設特化型のDX支援サービス開始

ベルシステム24は5月20日、健康管理システムを手掛けるウェルネス・コミュニケーションズ(WCC、東京・港区)と、健診施設に特化したDX(デジタルトランスフォーメーション)支援サービスの提供を開始すると発表した。

DX支援サービスは、ベルシステム24が、健診施設の業務プロセス全体の可視化、業務設計、運用フローの構築、マニュアル整備、AI-OCR(人工知能で画像データから文字を読み取り、テキストデータに変換する装置)やBIツールといったDXソリューションの導入支援・運用までを行う。

一方、WCCは、全国で約2200ある提携医療機関とのネットワークとこれまで培ってきた知見を生かし、提供する「Growbase(グローベース)」などの健康管理クラウドサービスの提案と提携医療機関へのサービスの導入拡大を支援する。

「Growbase」は、健康データを一元管理することで健康管理業務の効率化と健康経営を支援するクラウド型の健康管理システム。医療機関向けシステムと連携することで、企業や健康保険組合と医療機関の予約がシームレスに行えるため、受診者の利便性向上と、医療機関の予約受付の手間を削減できる。

健診施設の効率化ソリューション
健診施設の効率化ソリューション

2社は、今回のサービスを通じて、健診施設の予約手配のノウハウと業務理解を基に、健診施設の予約受付業務の負荷軽減につながる医療機関向けシステムとソリューション開発を進めるとしている。