mics、訪問診療向け電子カルテ「homis」が電子処方箋に対応
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在宅医療関連サービスのメディカルインフォマティクス(mics、東京・千代田区)は5月14日、訪問診療向け電子カルテ「homis(ホーミス)」が電子処方箋に対応したことを発表した。
「homis」は、訪問診療の現場に特化した電子カルテ。今回の電子処方箋対応で、訪問診療の現場から直接電子処方箋の発行や、処方内容の正確性向上、記録の一元管理など、医療機関の業務効率向上と患者の利便性向上が見込めるという。
電子処方箋は、今まで紙で発行していた処方箋をデジタル化したもので、オンライン上で登録・閲覧・管理ができる。電子化された処方データは、社会保険診療報酬支払基金・国民健康保険中央会が管理するクラウド「電子処方箋管理サービス」に格納される。
政府が医療DX(デジタルトランスフォーメーション)推進の一環で2023年1月から運用を開始。2025年4月から要件を再編成した「医療DX推進体制整備加算」と「在宅医療DX情報活用加算」で、電子処方箋導入の診療報酬の加算点数は向上するとみられている。
micsでは、今後も「homis」で医療機関と薬局間の連携強化、業務効率化を目指した機能開発を進めるとしている。