NTTコムオンライン、アイアコスが診療予約受付システムの連絡手段でSMS送信サービス採用
掲載日:

NTTコムオンライン・マーケティング・ソリューション(東京・品川区)は5月8日、SMS送信サービス「空電プッシュ」を、情報システム開発のアイアコス(静岡・浜松市)が診療予約受付システム「テルミーアイ」の連絡・通知手段に採用したと発表した。
「空電プッシュ」は携帯電話のSMSを利用し、電話番号のみで一斉にメッセージを送信できるサービス。着信結果の確認や携帯キャリア自動判定、長文分割、第三者への誤送信を防ぐ携帯電話履歴判定機能といった機能を搭載しており、PCからの一斉送信や個別送信、API(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)を使ったSMS送信、IVR(音声自動応答システム)と連携したSMS送信、双方向SMSなど、ユーザーの環境に応じた送信方法を提供。
一方、「テルミーアイ」は、電話やインターネットで診療の予約や受付を行い、現在の診察状況と待ち時間がわかる診療予約受付システム。当日受付や後日予約、順番制や時間制などの機能を組み合わせて運用できる。さらにウェブ問診や予防接種予約、窓口受付システムなどにも対応する。

今回、「テルミーアイ」は、「空電プッシュ」とAPI連携したことで、診療予約の確認やリマインド通知の自動送信が可能になる。SMSは、メールと比較し開封率が高く、患者に確実にリマインドできるため、無断キャンセルや予約忘れの大幅な削減につながる。
また、医療機関の診療時間の変更、急な休診の知らせ、検査結果の受け取り案内など、重要な連絡を患者に即座に送信できるようになる。さらに、医療機関にとって大きな負担となっている電話対応に代わる対応手段として活用することで、コミュニケーション業務を効率化し、医療機関スタッフの業務負担の軽減が見込めるとしている。