カオナビ、メディフォンのクラウド健康管理とAPI連携、健康状態の多角的分析を可能に
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カオナビは4月24日、人材管理システムム「カオナビ」が、メディフォン(東京・港区)の健康管理システム事業のクラウド健康管理システム「mediment(メディメント)」とAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)連携を開始したと発表した。
「mediment」は、組織の健康データを一元管理するクラウド型健康管理システム。健診結果の評価分布を俯瞰(ふかん)して見渡せるほか、従業員別に詳細なストレス状況を確認することも可能で、組織全体や個人の健康状態を簡単に把握できる機能を備える。
システムはこれまで、人材管理システム「カオナビ」のパルスサーベイ(従業員の満足度や心の健康状態を短期間で繰り返し調査する意識調査)機能で、従業員の心理状態を定点観測することが可能だったが、今回のAPI連携で、健康診断やストレスチェックの情報などを含め、従業員の健康状態をより多角的に分析できるようになる。
カオナビでは、今回の連携で、従業員の人材情報と健康情報を統合し、企業の健康経営の効果的な推進が可能になるとしている。