メディカル・データ・ビジョン、企業向けPHRでPC対応版の提供開始

メディカル・データ・ビジョン(MDV)は4月15日、企業向けPHR(パーソナル・ヘルス・レコード)「カルテコworkwell(ワークウェル)」のPC対応版を4月21日から提供すると発表した。

「カルテコworkwell」は、従業員の心身状態を計測しメンタルヘルス対策を支援するPHRサービス。ソニービズネットワークス(SBN、東京・渋谷区)のクラウド勤怠管理システム「AKASHI(アカシ)」と連携する。

「AKASHI」のとの連携は、スマートフォンアプリを利用できる従業員のみが対象だったがPC版で、パソコンの内蔵カメラや外付けウェブカメラでストレス度や疲労度を測定できるようにした。リモートワークや在宅勤務を含む全社員が、統一的に非接触バイタルセンシングを利用できるようになるという。

PC版では、パソコンで「業務開始時のPC起動」や「終業時の打刻」など、業務の節目に合わせて自然な流れで自身の健康状態を客観的にチェックが行える。そのため、従業員が自らの状態を可視化し、セルフマネジメントの手段として活用できる。また、終業時にPCカメラで体調を計測することで、業務終了の意識づけを強化し、知らないうちに続けてしまう作業の防止にも役立てられるとしている。