NeoX、AI-OCR処方箋自動入力システムの導入店舗数が5000店を突破

調剤薬局向け業務効率化ソリューション開発のNeoX(ネオエックス、東京・渋谷区)は4月7日、処方箋自動入力システム「薬師丸賢太」の導入店舗数が、全国で5000店を突破したと発表した。

「薬師丸賢太」は医療業界に特化した高速文字認識(OCR)と、物体認識が可能なAI(人工知能)視覚理解エンジンで、調剤薬局が利用するレセプトコンピューターに処方箋内容を自動で情報を出力する薬局事務の処方箋入力作業支援ソフトウエア。2022年にサービス提供を開始した。

ネオエックスでは、特に薬局スタッフの人手不足や業務効率化のニーズの高まりを背景に、薬局の規模を問わず支持を集めたことが導入件数を急速に伸ばした要因と分析している。また、導入企業からは「入力ミスが減った」「患者対応に集中できる」などの好意的なフィードバックを得ているという。今後は、ソフトの機能拡充を図るとともに、新たな関連製品も順次リリースする。