川崎重工、東京医科大病院で屋内配送サービスロボットの院内自動配送を実装検証

東京医科大学病院での事前検証の様子

川崎重工は2月20日、屋内配送用サービスロボット「FORRO(フォーロ)」を使った、病院内の自動配送サービスの実装検証を、東京医科大学病院(東京・新宿区)で2月26日から開始すると発表した。

屋内配送用サービスロボット「FORRO(フォーロ)」
屋内配送用サービスロボット「FORRO(フォーロ)」

川崎重工では、2023年度から東京医科大学病院で屋内配送サービスの事前検証を実施。ロボットが人に代わり配送業務を担うことで、医療従事者の負担軽減と業務効率化に役立つ具体的な配送業務の洗い出しや、課題の抽出を行ってきた。

今回の検証では、事前検証の結果を踏まえ、FORRO1台を使用し、階数の多い都市型病院特有の課題となっている、エレベーター混雑の緩和を目的に、人とロボットが相乗りできるエレベーターのスマート化を施し、適用効果の高い配送業務の実装について確かめる。ロボットの配送は、採血管、手術機材、文書などを想定。配送ルートは、検査室から各病棟、手術室から洗浄・仕分け室、メール室から各病棟を設定する。

また、これまで医療従事者が担っていた配送業務をロボットに代替することで生まれる導入効果の確認と評価を行い、今後の導入を検討する。検証は、東京都の「西新宿コンソーシアムによる先端サービスの実装促進事業」で実施する。