エムティーアイ、三重・桑名市と女性の健康管理支援で連携協定
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エムティーアイが桑名市向けに提供する「ルナルナ」の画面
エムティーアイは1月21日、三重県桑名市と、女性の健康管理支援で連携協定を締結したと発表した。
今回の連携協定では、エムティーアイが桑名市の住民に対し、女性向けヘルスケアサービス「ルナルナ」の有料機能「プレミアムコース」を無償提供する。「ルナルナ」は、生理日管理を始め、初潮前後の心身のサポートから、妊活、妊娠、出産、更年期、ピル服薬、医療機関受診を支援するヘルスケアサービス。
「プレミアムコース」では、生理日予測、独自の予測アルゴリズムを使った、ユーザー一人ひとりの状況に合わせた排卵日やより妊娠しやすい期間の予測、疑問や不安に監修医師が回答する機能などを利用できる。
また、「ルナルナ」を利用し、「プレコンセプションケア(ライフプランと将来の妊娠・出産を考えた生活習慣や健康の取り組み)」として、不妊治療や妊活の基礎知識などを配信し、知識の啓発を行う。今後は、桑名市が実施する助成制度の情報も発信する。
さらに、「ルナルナ」を利用開始後の6カ月から1年をめどに、妊娠を望みながら妊娠に至らなかった人に対し、不妊治療へのステップアップを提案し、医療機関の受診勧奨も実施する。エムティーアイでは、今回の取り組みを通じて、アプリ提供や情報配信が家庭内での妊活に寄与できるかを検証する。
桑名市は、「誰一人取り残さない」を掲げたまちづくりを進めており、市民一人ひとりが幸せを実感し、自分らしく輝けるように自身の健康づくりに取り組める機会の創出と、健康に関連する情報提供に力を入れている。また、プレコンセプションケアや、女性特有の病気の基礎知識啓発、妊娠、出産期などの女性の健康を支援し、あらゆる女性がウェルビーイングを実感できる取り組みを推進している。