ファインデックス、病院フロント業務の効率化支援ソリューション開始
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ファインデックスは12月16日、病院のフロント業務の効率化を支援するデジタルソリューション「ホスピタルアソートサービス」の提供を開始したと発表した。
「ホスピタルアソートサービス」は「電話自動音声の予約サービス」「ウェブ予約サービス」「紹介元クリニックなどからのウェブ・FAX予約サービス」「診断書の作成状況照会サービス」をパッケージ化したソリューション。
「電話自動音声の予約サービス」は、患者からの電話にロボットIVR(自動音声応答システム)が対応する。電子カルテと連携することで、新規予約の受付、予約内容の確認・変更をスムーズに行える。窓口対応の負担を軽減し、患者の待ち時間削減する。
「ウェブ予約サービス」は、患者がPCやスマートフォンで、新規予約の登録、予約内容の確認、変更を行えるサービス。直感的で使いやすいユーザーインターフェースを採用しており、幅広い年代の患者が利用できるようにした。病院への連絡方法が電話だけで、つながりにくいという患者の不満を解消し、満足度向上に寄与する。
「紹介元クリニックなどからのウェブ・FAX予約サービス」では、他院からの診療予約申し込みをウェブやFAX回線を利用して受け付ける。予約情報はデータ化され、管理画面で一元管理が可能。そのため、業務効率化と正確性向上が図れると共に、病院の地域連携を強化できるという。
「診断書の作成状況照会サービス」は、患者が、電話の自動音声対応かウェブサイトで診断書の作成状況を確認できるサービス。診断書の進捗(しんちょく)状況が可視化されることで、患者の不安を軽減し、医療スタッフへの問い合わせを削減できるとしている。
ファインデックスでは今後、全国の病院でのサービス導入に取り組む計画。同時に、機能追加やサービスの拡充も進める。