Genon、医師不足などの地方の医療機関向けに「オンライン診療BPaaS」サービス開始
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医療・ヘルスケアソフトウエア開発のGenon(ジェノン、大阪市)は12月10日、医師不足などに悩む地方の医療機関を対象にしたクリニック向けオンライン診療BPaaS(ビーパース、ビジネス・プロセス・アズ・ア・サービス)サービス事業「ヒフメド For クリック」を立ち上げたと発表した。
「ヒフメド For クリック」では、登録するオンライン診療の医師を紹介するほか、医療事務手続きや処方箋、薬の配送などをジェノンのスタッフが代行する。遠隔でのカルテ作成や予約管理なども一括で対応する。患者が支払うシステム利用料で運営するため、医療機関の費用は不要。
ジェノンでは今後、地方自治体やVC(ベンチャーキャピタル)と手を組み、3つの地方クリニックで実証実験を実施する予定で、その結果を基に全国展開を進める計画。