オペリ、医学書院と医師の患者説明のデジタルコンテンツ制作でタッグ
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病院向け業務支援システム開発のOPERe(オペリ、東京・千代田区)は11月29日、医学系書籍出版の医学書院(東京・文京区)と共同で、医師が行う患者説明のデジタルコンテンツ化を行うと発表した。
OPEReは、患者と医療者間の円滑なコミュニケーションを促進するためのデジタルツール「ポケさぽ」を提供する。今回の提携で医学書院が持つ専門的な医学情報を生かしたコンテンツを「ポケさぽメディカルコンテンツ」の名称で、サービス展開する。
「ポケさぽ」は、LINEを通して患者説明の一部を行うサービス。患者のLINEアカウントと病院のLINE公式アカウントが「友だち」になることで、出産予定日や入院予定日、検査予定日に合わせて、メッセージや動画を患者に自動で送信できる。
日本では2024年4月から「医師の働き方改革」が施行され、医師の長時間労働に頼る医療から、持続可能な体制への転換が求められている。オペリは今回の提携で、医療現場の働き方改革の推進と患者とのコミュニケーションの質向上を目指すとしている。