ispec、医療法人原会と「業務管理一体型PHRサービス 」を共同開発
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医療領域ソフトウエア開発を行うispec（東京・品川区）は10月31日、群馬県を始めとする関東地域で、精神病院や介護施設などを多数運営する原会（群馬・伊勢崎市）と協力し、体調・生活管理を行う「業務管理一体型PHRサービス」を共同開発したと発表した。サービスは、同時開発された就労移行支援施設向けの基幹システムに導入され、10月1日から2つの就労移行支援施設で運用が始まっている。
「業務管理一体型PHRサービス」では、利用者向けには体調や生活習慣を記録するスマホアプリ、支援員向けには利用者の情報を一元管理するWeb管理システムを提供。利用者用スマホアプリでは、QRコードでの入退室打刻、週間計画の閲覧、生活習慣の記録・閲覧ができる。
一方で、支援員用のWeb管理システムではダッシュボード機能、各種議事録の管理、個別支援計画・週間計画の作成、利用実績の管理、利用者の情報管理、問い合わせ・見学者・体験者の管理などが可能。
就労移行支援事業所では、利用者の支援計画や利用実績を詳細に管理することが求められるが、従来の紙やExcelでの管理では、文書やファイルが散在し、情報管理に多くの時間がかかることが課題だったという。
ispecでは今後、同サービスを医療機関にも提案し、引き続き医療・介護・障害福祉の領域を支えるサービスを開発提供していきたいとしている。
