A-wave、心不全患者の再入院抑制用ウエアラブル機器開発に向け2億円を資金調達

A-wave(エーウエーブ、大阪市)は10月15日、MedVenture Partners、大阪大学ベンチャーキャピタル、三菱UFJキャピタル、かんぽNEXTパートナーズが管理・運営する投資事業有限責任組合から第三者割当増資で、総額2億円の資金調達を完了したと発表した。

A-waveは、近年増加傾向とされる心不全患者の再入院抑制を目的に、心不全増悪の兆候を早期発見可能な腕時計型ウエアラブル機器の提供を目指し、在宅モニタリングシステムの開発を行っている。

同社は今回の資金した調達を、診断技術と遠隔診療システム開発の強化に充てるほか、臨床試験も進め、機器の早期の市場投入を目指すとしている。