クロスログ、訪問診療クリニック向け経営分析・紹介元管理サービス提供開始

訪問診療専用スケジュール管理ソフト開発のクロスログ(福岡市)は、訪問診療クリニック向け経営分析・紹介元管理サービス「CrossLog Report(クロスログレポート)」の提供を10月8日から開始すると発表した。

「CrossLog Reportは」、訪問診療の経営の重要データを集計と可視化することで、経営分析や営業施策を支援するサービス。同社の訪問診療スケジュール管理サービス「CrossLog」のデータと連携し、各種の数値を自動でレポート化する。「データ分析」「紹介元管理」「営業管理」といった機能を提供する。

「データ分析」は、訪問予定や患者の種別ごとに自動集計し、リアルタイムでグラフ化。新規患者やみとり件数など重要指標がすぐに把握できる。「紹介元管理」は、患者ごとに紹介元情報や受け入れ時の記録を保存し、紹介元の変動をレポートで確認が行える。「営業管理」では、クリニック周辺の事業所マップを自動生成し、営業先を可視化。営業メモを記録しながらスムーズなあいさつ回りができる。

クロスログでは、「CrossLog」を全国の医療機関に提供する一方、アナログで非効率な業務が依然として残存しており、集患のための営業活動や経営に必要な集計で負担を感じる声が医療機関から寄せられていたことから、今回、経営分析や紹介元を管理するサービスを提供することにした。