GMOビューティー、自由診療・美容クリニック経営支援PFにオンライン診療を追加

GMOインターネットグループ(東京・渋谷区)傘下のGMOビューティー(同)は10月7日、の自由診療と美容クリニック向け経営支援プラットホーム(PF)「キレイパスコネクト byGMO」に「オンライン診療機能」を追加すると発表した。

「オンライン診療機能」は、オンラインで診療から決済、商品の配送管理までが可能で、「オンライン決済機能」「配送管理機能」を提供する。2つの機能を、既存の予約システム、ウェブ問診、電子カルテ、CRM(顧客情報管理)と組み合わせることで、クリニックのニーズに応じたオンライン診療環境が構築できる。

「オンライン決済機能」は、オンライン診療や施術後に決済リンクを送付することで、患者側がクレジットカード情報を登録可能で、クリニックは、登録されたカード情報を基に決済処理が行える。オンライン決済が実行されると自動的に患者のメールやLINEに決済完了のメッセージが届く。来院時の会計にも利用できる。

「配送管理機能」は、診療後に患者へ商品を配送するための管理機能。カルテ上で配送オーダーを登録すると、会計後に自動でカルテに登録された配送オーダーを配送リストに反映。クリニックは、リスト情報から決済状況や配送商品が一覧で把握できる。

GMOビューティーでは、今回の機能の追加で、患者の通院や待ち時間の負担を軽減し、時間が取れない患者に対する治療継続や、遠方の患者への診療提供と定期的なフォローアップが図れるという。また、クリニックの運営コスト削減やなど、経営改善効果も見込めるとしている。