カルディオ、国際医療福祉大、広島市立大と、声で心不全を診断するシステム開発

医療系スタートアップのカルディオインテリジェンス(東京・港区)は9月11日、国際医療福祉大学(IUHW)、広島市立大学と、患者の声から心不全の診断と重症度を評価する技術「Voice-BNP」を開発したと発表した。

「Voice-BNP」は、患者の声のデータから心臓や血管の病気の診断する技術。病院に行かなくても、声を使った簡単な検査で病気を早期に発見したり、重症の評価ができたりするという。オンライン診療などとの親和性も高いとしている。IUHWと広島市立大では、技術の基本特許を出願した。カルディオインテリジェンスでは、IUHWと広島市立大と、技術を活用した診断システムの開発に着手しており、臨床研究などを進め、早期の実用化を目指す。