My Fit、オンライン更年期診療サービス「MYLILY」が経産省令和6年度「フェムテック等サポートサービス実証事業費補助金」に採択、検証事業の参加企業を募集

オンライン更年期診療サービス「MYLILY(マイリリー)」を提供するMy Fit(東京・中央区)は8月29日、経産省令和6年度「フェムテック等サポートサービス実証事業費補助金」の補助事業者に採択されたと発表した。

「MYLILY」は、個人差がある更年期症状に悩んでいる人に向けた、医師の診療、処方、薬の受け取りまでがスマホとLINEで完結できる更年期特化のオンライン診療サービス。ユーザーはオンライン上で提携医療機関の自由診療を受診し、医薬品の処方を受けとれる。

同サービスではこれまで、更年期障害に詳しい産婦人科医が1人あたり20分をかけ、オンライン診療にあたってきた。しかし、日本産科婦人科学会によると、産婦人科医は医師全体の4%、また、更年期障害の診療報酬は低いことから、十分な更年期診療を提供できる医師が少ない現状にあるという。

この現状を踏まえ、同社では医療従事者が更年期診療の傾聴やヒアリングを担当し、医師と連携する分担制を「MYLILY」に採用し、診療満足度や効果に違いが出るのかの検証を行う。

My Fitでは現在、この実証事業の参加企業を募集。対象者は各企業に所属する40~50代の更年期症状に悩みがある女性社員、対象人数に制限はなく、実証希望参加者はサービスの利用前後に30問程度のアンケート調査に回答することが条件。

参加者は、分担制を採用した「MYLILY」での受診が無料となり、希望者には医薬品の処方を行うことも可能。参加希望企業は説明会申込みフォームから事前に申込みが必要。

申し込みサイト:https://forms.gle/z6rsFQxPKzQdfX318