東京医科歯科大、病院内に個室ワークブース「テレキューブ」設置
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「テレキューブ」の室内イメージ
東京医科歯科大学(東京・文京区)は8月7日、三菱地所、会員制の個室型ワークブースを手掛けるテレキューブサービス(東京・千代田区)と、東京医科歯科大学病院内に、個室型ワークブース「テレキューブ」を設置し、サービスを開始したと発表した。医療機関の導入は初という。
「テレキューブ」は、病院のC棟1階の屋内コンコースに2台を設置しており、入院期間や待合時間の有効活用を始め、家族や関係者との電話、ウェブ会議など個室作業のニーズに応える。外来患者や入院患者を始め、見舞いや付き添いで訪れる来院者、来院するビジネスパーソンの利用を見込む。
東京医科歯科大と三菱地所は、2021年3月に不動産などの活用企画の協定、同年7月には共同研究契約を結んでおり、東京医科歯科大が保有する不動産などの有効活用や、オープンイノベーション拠点の共同運営などを進めている。「テレキューブ」の設置は、不動産の有効活用する取り組みの一環で行った。
東京医科歯科大では、今後も患者さんや医療従事者、来院者の利便性向上を図ると共に、三菱地所とオープンイノベーション、ヘルスケア・サイエンス拠点の形成を目指すとしている。
■東京医科歯科大学病院のテレキューブ設置概要
設置場所:東京医科歯科大学病院C棟1階屋内コンコース
営業時間:平日7時~21時
設置台数:1人用2台
営業開始日:2024年8月7日